三重県桑名市で金属加工・溶接事業を営む穂積工業様。
高い技術力と確かな品質でお客様からの信頼を積み重ねる中、近年は受注も順調に拡大。さらなる事業成長と技術継承を見据え、新たな仲間の採用を検討されていました。
そんな中で出会ったのが、インドネシア出身のゼイン君です。
初めての外国人採用という挑戦でありながら、入社からわずか2か月で現場に溶け込み、積極的に仕事へ取り組む姿勢は社内にも良い変化をもたらしています。
今回は、採用に至った経緯や受け入れ後の変化、そして今後の展望について、穂積工業の笠井社長とゼイン君にお話を伺いました。

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「会社の未来を考えた時、新しい仲間が必要だった」
――まず、ゼイン君を採用される前の状況について教えてください。
笠井社長
5年ほど前までは現場に4〜5名の従業員がいました。
ただ、定年退職などが重なり、最終的には私と従業員1名という体制になっていました。
何とか仕事は回せていましたが、お客様からのご依頼も増え、今後のことを考えると、新しい仲間を迎え入れる必要性を感じるようになりました。
ちょうど息子も現場に入るようになり、「これから先の会社をどうしていくか」を考えるタイミングだったと思います。
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外国人採用は、正直まったく考えていなかった
――最初から外国人採用を考えていたのでしょうか?
笠井社長
いえ、全く考えていませんでした。
これまでは当然のように日本人採用を考えていましたし、外国人採用は自分たちとは縁のない話だと思っていました。
そんな時に商工会議所経由でStarBoardさんのセミナーを知り、「一度話を聞いてみようか」と参加したのがきっかけです。
最初は半信半疑でしたが、話を聞くうちに「こういう選択肢もあるんだな」と感じるようになりました。

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最大の不安は「言葉」だった
――初めての外国人採用に不安はありましたか?
笠井社長
一番は言葉ですね。
うちの仕事は簡単にマニュアル化できる仕事ではありません。
図面を読みながら加工や溶接を行う仕事ですし、感覚的な部分も多いので、「言葉が通じなかったらどうしよう」という不安はありました。
実際に面接をするまでは、その点が一番心配でした。
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StarBoardを選んだ理由は「信頼できると思えたこと」
――数ある紹介会社の中からStarBoardを選んでいただいた理由は何だったのでしょうか。
笠井社長
一番は信頼ですね。
説明を聞いた時に、不信感が全くありませんでした。
また、周囲で外国人材を雇用している企業の方々にも相談したのですが、「その内容なら信頼できると思う」という声もいただきました。
外国人採用は制度も複雑です。
だからこそ、しっかりサポートしてくれる会社と出会うことが大事だと思います。
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面接で感じた、ゼイン君の可能性
――実際に面接された時の印象はいかがでしたか?
笠井社長
4名ほど面接しましたが、皆さん想像以上に日本語が上手で驚きました。
その中でもゼイン君は一つ抜けていましたね。
会話も自然でしたし、何より「日本で頑張りたい」という気持ちが強く伝わってきました。
入社後も、その印象は全く変わっていません。
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「日本語を覚えたい」その意欲が成長を加速させる
――入社後のゼイン君はいかがですか?
笠井社長
本当に意欲的です。
日本語を覚えようという気持ちが強いですし、積極的に話しかけてくれます。
こちらが説明したことも理解してくれますし、分からないことはきちんと質問してくれる。
コミュニケーション面で大きな不安を感じることはありませんでした。
図面に出てくる漢字も、自分でメモを取りながら覚えているようです。
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現場に生まれた良い変化
――実際に働き始めてから、どのような変化がありましたか?
笠井社長
すごく助かっています。
仕事面はもちろんですが、現場の雰囲気が変わりました。
私ともう1人の従業員との間には年齢差があります。
そこにゼイン君が入ってくれたことで、現場に新しい空気が生まれました。
休憩時間に楽しそうに話している姿を見ると、本当に良かったなと思います。
また、手が空いた時にも自分から掃除をしたり、次にやることを探したりしています。
指示を待つだけではなく、自分で考えて行動できるところは素晴らしいですね。
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「もっと仕事を覚えたい」
――ゼイン君自身は、今の仕事をどう感じていますか?
ゼイン君
前の会社でやっていた仕事と全然違います。
だから今は、みんなと同じレベルになれるよう頑張っています。
仕事が終わった後も、携帯で動画を見たりして、道具の使い方や仕事のやり方を勉強しています。
もっと仕事を覚えたいですし、もっと早くできるようになりたいです。

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「この会社の役に立ちたい」
――仕事への想いを教えてください。
ゼイン君
私は時間を無駄にしたくありません。
仕事をもらっている以上、この会社の役に立ちたいと思っています。
だから、自分で勉強もしますし、もっとできることを増やしたいです。
穂積工業はとても良い会社だと思っています。これからも頑張りたいです。
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将来の夢は「社長になること」
――最後に将来の夢を教えてください。
ゼイン君
将来は社長になりたいです。
一つの会社だけではなく、いろいろな会社を作りたいです。
そのためにも日本でたくさん学んで、仕事を覚えて、成長していきたいと思っています。
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新しい仲間との出会いが、会社の未来を広げていく
今回のインタビューを通じて印象的だったのは、笠井社長が繰り返し語られていた「ゼイン君の前向きな姿勢」でした。
自ら日本語を学び、仕事を覚え、分からないことは積極的に質問する。
そして手が空けば掃除や整理整頓を行い、自分で考えて行動する。
その姿勢は、単なる労働力としてではなく、会社の未来を共につくる仲間としての存在感を感じさせるものでした。
一方でゼイン君も、
「もっと仕事を覚えたい」
「みんなと同じレベルになりたい」
「将来は社長になりたい」
という明確な目標を持ち、日々努力を重ねています。
企業と人材の双方が同じ方向を向き、お互いを信頼しながら成長していく。
今回の穂積工業様の取り組みは、まさにその理想的な形の一つと言えるでしょう。
今後、ゼイン君はさらなる技術習得や日本語能力の向上、そして特定技能2号取得も視野に入れながら、長期的な活躍が期待されています。
そして穂積工業様にとっても、今回の採用は単なる人材確保ではなく、会社の未来を支える人材育成への第一歩となっています。
製造業において、技術の継承や次世代人材の育成は避けて通れないテーマです。
その中で、志を持った海外人材と出会い、ともに成長していくという選択肢は、これからの企業経営においてますます重要になっていくのではないでしょうか。
穂積工業様とゼイン君の挑戦は、まだ始まったばかりです。
しかし、その歩みはすでに、企業と人材が国境を越えて信頼関係を築き、新たな価値を生み出していく可能性を示しています。
これからどのような未来が生まれていくのか。今後の活躍がますます楽しみです。
外国人材の受け入れをご検討中の企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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