2024年4月に来日し、日本在住歴約1年半。 現在は愛知県名古屋市で勤務するフィトス エリック バラ サプトラさんへインタビューしました。


自己紹介をお願いします。

はじめまして。私の名前はエリックです。 インドネシアのカランアニャルから来ました。
年は24歳です。

これまでの経歴について教えてください。

高校卒業後はインドネシアのレストランで働き、
2022年から1年間、大阪で技能実習生としてメッキの仕事をしていました。
その後インドネシアに帰国し、今年の4月に再度来日しました。

どうして日本で働こうと思ったのですか?

日本でより多くのことを学びたいと思ったからです。
そして自分の将来の夢のために、たくさんの経験を積んで勉強したいと思っています。

食品工場の仕事を選んだ理由は何ですか?

レストランの仕事が好きだったので、自分の得意なことで頑張りたいと思い、
食品に関する仕事に進むことを決めました。

一日の仕事の流れや内容を教えてください。

主な仕事は、朝、前日に量ってあった肉を冷蔵庫から取り出し、
パレットに載せてラップを巻いてトラックへ入れます。
その後は、肉をまな板に載せて切り、キレイに洗ってから重さを量って袋に入れ、
それを冷蔵庫に入れる、という作業を繰り返します。
たまに、この作業が終わったあと、カットした肉の切れ端から油を作る仕事も行います。

職場はどんな雰囲気ですか?

職場は、インドネシア人の自分以外にも、中国人やブラジル人のスタッフもいますが、
日本人スタッフも含めて、みんな優しいので楽しいです。
特に社長は一番優しく、朝仕事を始める時に、
社長自らみんなと一緒になって仕事をするところは、とてもすごいことだなと思います。
自分も頑張ろうという気持ちになります。

職場の方とはどの様にコミュニケーションを取っていますか?

仕事中は、わからないことを質問したり、
仕事の内容を教えてもらったり、よく話をしています。
休憩時間の時には、仕事以外のプライベートに関する話もしますし、
たまに一緒に出かけて食事をしたりすることもあります。

仕事をしていて大変だと思うのはどんなところですか?

肉を洗う時が大変です。100ケースの肉を洗いますが、1ケースは10㎏あり、
腰をかがめてケースを移動させたり肉を洗ったりするので、その体勢がなかなか大変です。
ですが、最初の頃に比べるとだいぶ慣れました。

仕事をする上で、日本とインドネシアとの違いで困ったことはありますか?

インドネシア人の多くはイスラム教徒なので、豚肉に触れない人もいますが、
自分はキリスト教徒なので、豚肉を触ることや食べることができます。
ですので特に困ったことは無いですが、
日本語で会話をしていると、やはり難しいなと感じる時もあります。 
そういった時は、聞き返してもう一度教えてもらっています。

仕事の面でこれから挑戦したいと思っていることはありますか?

今の仕事にはだいぶ慣れてきたと思っていますが、
より早く丁寧にできたらいいなと思っています。

お休みの日はどのように過ごしていますか?

家でゆっくり休んだり、たまに大須や名古屋の中心部へ出かけることもあります。
大阪にも遊びに行きました。 

日本で働いてよかったと思うことはありますか?

日本はキレイですし、色々と便利なところがいいと思います。
例えばどこかに行きたい時も、電車や新幹線があってとても便利です。

当社のサポートについての感想を教えてください。

仕事が決まっても、日本で働くまでには何か月もかかることが多いですが、スターボードでは手続きがスムーズで、
想定していたよりも早く日本に入国することができ、ありがたかったです。

今後の夢を教えてください。

一番の夢は、日本で働いてお金を貯めて、いつかインドネシアに帰ったらラーメンのお店を開きたいと思っています。