先日、桑名市様・桑名商工会議所様と共催しました「外国人財セミナー」には、30名を超える皆様にご参加いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。

このセミナーで私たちが伝えたかったのは、
①日本の厳しい現実と、
②インドネシア人材という希望、そして
③弊社が最も得意とする「定着」の仕組みについてです。
以下はこの桑名市で開催した外国人財セミナーの主催者レポートです。
日本の人手不足の現状に対し、なぜインドネシア人材が希望となり得るのか。
私たちが誇る定着率97%の仕組みと、桑名市との共創で目指す未来についてお伝えします。

桑名市・桑名商工会議所共催「人財セミナー」タイムライン

1. はじめに:
桑名商工会議所様、桑名市様より開会の挨拶と事業説明
2. 外国人材の動向:
弊社(StarBoard)より、インドネシア人材の魅力と特徴を解説
3. 人材定着事例紹介:
特定技能2号・鋳造技能士1級の合格者、アズハリさんにご登壇いただく
4. 具体的人材ご紹介:
弊社が提供する新しい人材受け入れスキームをご紹介
5. 桑名市の取り組み:
桑名市ブランド推進課様より、多文化共生の取り組みについてご説明
6. さいごに:
質疑応答、名刺交換

なぜ今、このセミナーが必要だったのか?

「日本の労働者不足は、もはや国家的課題である」。
セミナーの冒頭、私たちはこの事実を皆様にまっすぐにお伝えすることから始めました。
スクリーンに映し出した1950年と2050年の人口ピラミッドの比較図は、日本の生産年齢人口が急激に減少し、社会構造が大きく変わる未来を明確に示しています 。
これは決して他人事ではなく、ここにいらっしゃる皆様の事業に直結する課題です。
事実、日本の総人口が減少を続ける一方で、在留外国人の数は過去最多を更新しています 。
この抗えない変化の波を、脅威ではなく「チャンス」として捉える。そのための具体的な一歩を皆様と考えていくことこそが、このセミナーを開催した最大の目的でした。

私たちが「インドネシア人材」に特化する理由

私たちは、数ある国の中でも特に「インドネシア人材」の採用と育成に特化しています 。
なぜなら、彼らのポテンシャルが日本の未来を明るくすると確信しているからです。
セミナーでお伝えした通り、インドネシアは国民の平均年齢が31.5歳と非常に若く 、日本の2.6倍もの生産年齢人口を誇る活気溢れる国です。
しかし、私たちが惹かれるのは数字だけではありません。
チームワークを重んじる「ゴトン・ロヨン(助け合い精神)」という文化 や、勤勉で学習意欲が高い国民性 、そして何より親日的であること。
これらは、日本企業の皆様が新しい仲間を迎える上で、非常に大きなアドバンテージとなります。
実際に特定技能ビザでの在留者数は国籍別でトップクラスに伸びており、その評価の高さを証明しています。

定着率97%StarBoardが誇る「辞めない仕組み」

「採用がゴールではない。本当のゴールは、人材が定着し、活躍することです」。
これは、私たちが創業以来ずっと大切にしてきた信念です。時間とコストをかけて採用した大切な仲間が、すぐに辞めてしまうのは企業にとっても本人にとっても大きな損失です。
だからこそ私たちは、「定着支援」に徹底的にこだわります。その結果、業界平均を大きく下回る定着率97%という実績を出すことができました 。
セミナーではその秘訣の一部として、入国前から企業様と内定者がVlog(動画)で交流し、学習進捗を共有する「GIfTボックスミーティング」や、イスラム教の文化・習慣に配慮した具体的な受け入れノウハウをまとめた独自マニュアルをご紹介しました。
採用前から入社後まで、一貫してサポートすることが、私たちの強みです。

桑名市との共創で目指す「世界に開かれたまち」

今回のセミナーは、桑名市様の「MASH UP! KUWANA」事業に採択いただいたご縁から実現しました。
この場を借りて、共催いただいた桑名市様、桑名商工会議所様、そしてご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
桑名市では、総人口の約4.7%が外国人住民であり、多文化共生社会の実現に向けて「外国人支援コンシェルジュサービス」を設けるなど、行政が非常に先進的な取り組みをされています。
私たち民間企業が責任を持って良質な人材をご紹介・サポートし、行政が地域での生活を支える。この強力なタッグこそ、これからの日本が目指すべき姿だと確信しています。
私たちはこれからも、人材業を通じて「世界に開かれたまち」桑名市の実現に貢献してまいります。

セミナーで再確認した3つのこと

  • ご参加いただいた皆様の真剣な眼差しから、人手不足に対する強い課題意識と、未来への期待を改めて感じました。
  • 多くのご質問が「採用後」の育成や文化摩擦に集中しており、やはり成功の鍵は「定着支援」にあると確信しました。
  • 民間と行政が手を取り合うことで、企業と外国人材の双方にとって、より安心で持続可能な関係を築けるという大きな可能性を再認識しました。

今日できるアクション

  1. 【人手不足に少しでも懸念があるなら】 まずは、自社のどの部署で、どのようなスキルを持つ人材が、いつまでに何人必要か、課題を具体的に書き出してみてください。
  2. 【何から始めればいいか分からないなら】 弊社のウェブサイトをご覧いただき、外国人材活用に関する無料相談にお申し込みください。課題の整理から一緒に始めさせていただきます。
  3. 【地域での連携に関心があるなら】 地元の市町村や商工会議所がどのような外国人材支援策を打ち出しているか、一度ウェブサイトで検索してみてください。思わぬサポートが見つかるかもしれません。

私たちは、夢や目標を持つ外国人材が安心して長く活躍できるよう、引き続き全力でサポートしてまいります。
インドネシア人材の採用に関するご相談は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ:株式会社StarBoard
https://star-board.net/contact/

本記事は、2025827日に開催した「桑名市xスタートアップとの事業共創プログラム 外国人財セミナー」の配布資料と、当日の運営を通じて得た気づきをまとめたものです。
ご参加いただいた皆様のプライバシーに配慮し、個人が特定されるような情報は記載しておりません。