2024年4月に初来日し、日本在住歴計約11ヶ月。
現在は小規模住宅型有料老人ホーム ほたる阿久比で勤務するケトゥト インドラ ノヴィタ デウィさんへインタビューしました。
自己紹介をお願いします。
はじめまして、ノヴィタと申します。
20歳です。
インドネシアのバリ島出身です。
現在、愛知県の介護施設で働いています。よろしくお願いします。
これまでの経歴について教えてください。
高校卒業後、日本語学校で日本語を学び、その間特定技能の資格を取って、去年の4月に初めて日本に来ました。
どうして日本で働こうと思ったのですか?
日本の介護技術や働き方を学びたいという思いがあり、日本の生活や文化にも興味があったので、実際に日本で生活しながら学ぶことを決めました。
また、兄と姉が日本で介護の仕事をしていた経験があったことも理由の一つです。
介護の仕事を選んだ理由は何ですか?
おじいさん、おばあさんと話をすることが好きだからです。
小さい頃に祖父母と一緒に暮らしたことが良い思い出で、高齢者の方に関わる仕事がしたいと思いました。
一日の仕事の流れや内容を教えてください。
施設には、デイサービスの利用者さんと老人ホームの利用者さんがいます。
朝、担当スタッフがデイサービスの利用者さんを迎えに行ったあと、訪れた利用者さんのお風呂介助をしたり、食事の準備を行ったりします。
昼食後は色々なレクリエーションを行い、例えば歌を歌ったり、フラダンスの先生が来てくれて、一緒に踊ったりすることもたまにあります。
デイサービスの利用者さんが帰宅したあとは、老人ホームの利用者さんの食事介助やオムツ交換などを行います。
夜勤の場合、見回りは基本的に見守りシステムが担ってくれているので、マスクなどの準備や記録を記入したり、翌朝の食事の準備や、オムツ交換などを行っています。
介護の仕事のどんなところが好きですか?
一番好きなところは、利用者さんと直接話しながら、その人の生活をサポートすることができるところです。
逆に大変だと思うのはどんなところですか?
利用者さん一人ひとりに合わせたケアをすることです。
例えば、利用者さんの中には車椅子の方がいたり、何回も同じ質問をする認知症の方もいます。
それぞれが異なるので、利用者さんに合わせた対応を覚えることが最初は大変でした。
介護の仕事をしていて嬉しかったことはありますか?
利用者さんが笑顔を見せてくれる時が嬉しいです。
また、自分の名前を覚えてくれて「ノヴィちゃん、ノヴィちゃん」と呼んでくれたり「ノヴィちゃんありがとう」と言ってくれることもすごく嬉しいです。
仕事をする上で、日本とインドネシアとの違いで困ったことはありますか?
文化が違うので、新しいことばかりで慣れるまでには時間がかかりました。
言葉や漢字も、慣れるまでは難しかったです。
職場はどんな雰囲気ですか?
職場の雰囲気はとてもポジティブで、スタッフはお互いサポートし合いとても良い協力関係にあります。
とても楽しい雰囲気です。
利用者さんと接する時に気を付けていることはありますか?
利用者さんの気持ちを尊重し、優しく接することです。
無理をさせず、安心できる環境を作れるように心がけています。
今頑張っていることや、これから挑戦したいことはありますか?
一番頑張りたいことは日本語です。
今も勉強を頑張っていますが、日本語をもっと上手になりたいです。
そしてスタッフや利用者さんと、もっと良いコミュニケーションを取れるようになりたいと思っています。
お休みの日はどのように過ごしていますか?
インドネシア人の先輩スタッフと一緒に遊びに行くことが多いです。
映画を見たり、日本の観光スポットに出かけたりしています。
インドネシアではあまり生ものを食べる習慣が無いので、お刺身など、今まで食べたことの無い食べ物に挑戦したりもしています。
日本で働いてよかったと思うことはありますか?
日本には四季があるので、実際に雪を見られたり、もみじを見ることができたことが良かったです。
もみじは香嵐渓で見ましたが、すごくきれいでした。
当社のサポートについての感想を教えてください。
質問がある時や困った時にすぐ対応してくれるので、ありがたいです。
しっかっりサポートしてもらえるおかげで、仕事に集中することができています。
今後の夢を教えてください。
まずは、日本語能力試験のN3に合格することが直近の目標です。
そして、できれば日本で長く働きたいと思っています。